レストランウェディングとは
普段は普通のレストランとして営業しているお店を貸しきり、結婚披露宴をとり行うこと。料理はもちろんのこと、演出や装飾などホテル・結婚式場ではなかなか実現できないこともできるかもしれないところが魅力です。そんなレストランウェディングのメリットや費用など詳しくご紹介します。
レストランウェディングのメリット
何といっても料理がおいしい
結婚式場を選ぶ条件として重要視される「料理」。レストランウェディングは一流シェフが作る最高級の料理で、舌の肥えたゲストを満足させるおもてなしができます。
二人の記念の場所にできる
結婚式場やホテル挙式に比べて、普段から立ち寄ることができるのが利点。結婚記念日や二人にとって大切な日に、思い出の場所で新婚気分を味わうことができます。また逆に、二人にとって思い出のレストランを披露宴会場として選ぶ人もいるようです。
アットホームな雰囲気
ホテルや結婚式場とは違い、ゲストとの距離が近く和やかな雰囲気で過ごすことができます。堅苦しさや目立つことが苦手なカップルには向いているスタイルです。
自分たちだけの空間が作れる
ホテルや結婚式場などでは、一日に何組かの結婚式が行われることが多いため、時間がきっちり決まっていてゆっくりできなかったり、ブライダルフェアに見学しにきた人と会ってしまったりなんてことも会場によってはあるようです。レストランウェディングはお店を貸切にすることができるので、関係のない人が入ってくる心配がなくゆったりと行うことができます。
演出が自由にできる
今までになかったスタイルや自分たちのこだわりなどが叶えやすいのがレストランウェディング。ガーデンやプールが使えたり、レストラン全体を絵本の中のような装飾にしたり、ビュッフェスタイルでパーティーのような雰囲気にしたりとアイデア次第でどんな結婚式にでもできます。
比較的リーズナブル
結婚式場やホテルウエディング、ゲストハウスと比べて費用が抑えられるポイントが多いです。持ち込み料がかからないものも多く、装飾も手作りのもので温かみがありローコストに抑える賢いカップルも。
レストランウェディングの気になる相場
2017年ゼクシィトレンド調査によると、挙式、披露宴・披露パーティにかかった費用総額の平均は首都圏で382.8万円でした。
会場別の挙式・披露宴にかかった費用の平均金額は
ホテルウェディング 372.0万円
専門式場ウェディング 389.3万円
レストランウェディング 338.5万円
ゲストハウスウェディング 425.7万円
「ゼクシィ 結婚トレンド調査2017調べ」http://bridal-souken.net/data/trend2017/XY_MT17_report_06shutoken.pdf
他のウェディングスタイルに比べて、レストランウェディングでは費用を抑えられている場合が多いようです。
内訳としては一般的な挙式・披露宴と同じですが、衣装、会場使用料、ペーパーアイテム、引き出物などが持ち込み無料の会場があるようです。また、プロジェクターが無料で使用できたりもするので会場に問い合わせてみましょう。
会費制ウェディング
従来の結婚式では、あらかじめ招待ゲストの人数でかかる費用とご祝儀の目安を立てておき、予測を立てながら見積もりをとっていきます。近年では新郎新婦にもゲストにも金銭的負担が少ない「会費制」のレストランウェディングが注目されています。
会費制とは??
招待ゲストにご祝儀を頂く代わりに、会費として一律の金額を支払ってもらうウェディング。引き出物や引き菓子が不要になるため、「ご祝儀の計算をして金額を確認して~」という手間が省けて費用と時間と労力の節約にもなります。
会費の平均額として1万円~2万円くらいが一般的です。友人の結婚式に出席してご祝儀に3万円包むことを考えると、ゲストにとっても出費が抑えられてお得です。また、結婚式費用の支払いは前日か当日の会場が多いため、会費として支払ってもらうと残りの費用分を支払うだけになるのでお金の準備もしやすくなります。
レストランウェディングのデメリット
では最後にレストランウェディングのデメリットも見ていきましょう。
結婚式場としての設備が不十分
ホテルや結婚式場と違い普段はレストランとして営業しているため、控え室やトイレの個数が足りなかったり、クロークがない、プロジェクターや音響設備が整っていないこともあります。また駅や宿泊施設から遠いなどの立地条件としての問題もあるため、送迎バスなどのサービスの有無も事前にスタッフに確認しましょう。
テーブルとテーブルの間が狭い
店内のスペースにもよりますが、大抵のレストランではふんわりしたウェディングドレスでは歩きづらいくらい狭いです。各テーブルにサービスする演出やお色直しをする場合は、導線を確保するかボリュームを抑えたドレス選びをするとスムーズです。
十分な知識を持ったスタッフがいないことがある
レストランウェディングを豊富に経験しているスタッフが常在している会場なら問題ないですが、レストランによってはウェディング専門のスタッフが当日だけ担当したり、ウェディングに不慣れなスタッフが担当したりと知識が偏ってしまい、質問に答えられない・段取りがわからなくなるなどのトラブルが起こる可能性があります。
年配の人には不評
結婚式とは厳かな儀式でありおもてなしである。という考え方の人も多く、特に年配の人にとってレストランウェディングはカジュアルすぎる印象があります。事前に両親や親族に相談しておくと後々トラブルになることを防げます。
自由度が高い分準備が大変
凝った演出やアイテムを使えるのは素敵ですが、その分準備に時間がかかり大変な思いをすることになります。また、会場の提携先のカメラスタッフやフラワースタッフではなく、外注する場合には費用は抑えられますが自分達への負担が大きくなりすぎないように注意が必要です。
結婚式の会場がまだ決まってない方は、まずブライダルフェアに出かけてみてはいかがでしょうか?
ブライダルフェアではさまざまなウェディングドレスを試着してみたり、ホテルのハーフコースが無料で試食できたり、実際の教会や披露宴会場に入り装飾や装花を見学することができます。ホテルや専門式場、ゲストハウスなど他のスタイルの会場を見学してからレストランウェディングに決定しても遅くありません。むしろ他の会場を見ておいたほうが、後々後悔することもなく満足のいく結婚式にできるでしょう。
ブライダルフェアへはネット予約がお得です。
ゼクシィなら地域別に検索ができ、少人数での結婚式や挙式のみの結婚式などこだわり別にも探すことができるので、利便性が高いです。
雑誌にはない特典が付いていることも多いので、是非活用して下さいね。
いかがだったでしょうか?メリットもデメリットもありますが、何を重視するかよく考えた上で相談して決めてくださいね。いい結婚式になりますように。