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両家顔合わせ時の服装や髪型、小物について 男性編

 

両家顔合わせに備えた準備は、進んでいますか?
「服装はスーツ着ていれば間違いないだろう」なんて安易に考えている人は、注意です。
単にスーツといっても、TPOに合わせた着こなしや種類を選ぶ必要があります。

両家顔合わせでは、進行役を務めたり話題をふったりと率先して前へ出ていかなければならない立場です。
きっちりした服装で印象良く一日を過ごせるように、事前に準備していきましょう。

ここでは男性の基本的な服装のマナーから、髪型や小物など詳しくご紹介します。

 

女性編はこちら☟

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顔合わせ 服装のマナーとポイント

服装のマナー

両家の格を合わせる

フォーマルな場での服装には【正礼装】【準礼装】【略礼装】と言われるランク(格)があり、場所や時間によって服装を指定することをドレスコードと呼びます。
一方の家族が【正礼装】なのに、もう一方の家族が【略礼装】だと釣り合いが取れません。
事前に男性側と女性側の服装の格を合わせておくと、当日慌てる必要はなくなります。

服装のポイント

会場の雰囲気に合わせる

会場との格を合わせることも必須です。
格式の高いホテルや料亭で顔合わせを行う場合、略礼装では場違いな恰好になり会場側のドレスコードに引っかかってしまう恐れがあります。
また逆にカジュアルなレストランに、正礼装で行くのもチグハグになってしまいます。
会場を予約する際にドレスコードも一緒に調べておき、両家両親にも伝えておくといいでしょう。

スーツの種類

スーツは【ブラックスーツ】【無地のダークスーツ】を着用しましょう。色は黒や紺などの濃い色で、目立たないストライプくらいの模様ならあっても大丈夫です。
普段着用しているものでも問題ありませんが、シミやしわに十分注意して事前にクリーニングに出すことをおすすめします。

 

顔合わせでの服装

ブラックスーツ

上着とズボンが一対の黒色スーツ。
ビジネス用の黒いスーツよりも濃い黒色の生地で作られてあり、光沢のあるものは高級感が出てお祝いの席にぴったりです。
近年では礼服のみならず、ビジネスシーンでも着用する人が増えています。

無地のダークスーツ

ブラックスーツよりはカジュアル向けな略礼服です。
前述のとおり、黒や紺、チャコールグレーなどの濃い色でできれば無地か目立たない模様のものにします。

和装

和装の場合は【紋付羽織袴】を着用します。
和装は紋の数で格が異なります。五つ紋が最も格の高い正礼装に当たります。次いで三つ紋が準礼装、一つ紋が略礼装となります。
女性側が振袖を着る場合、未婚女性にとっての正礼装に当たります。
その時は、男性は格を合わせるために五つ紋の紋付羽織袴を着用しましょう。
ただし、カジュアルな会場では服装の格が高すぎて、不向きになることに注意しましょう。

 

その他顔合わせにふさわしい小物や髪型など

ネクタイ

基本的には、派手すぎないデザインのものであればOK。
黒は喪服、白は結婚式を連想するため、シルバーや薄いブルーなど爽やかで清潔感のあるものがおすすめです。
また、暑い時期にはノーネクタイにするのもいいでしょう。
その際は両家できちんと話し合い、揃えるようにしましょう。

靴下

黒色が基本です。
会場が和室の場合など、靴を脱ぐことを頭に入れて穴の開いていない清潔なものを着用します。
ミドル丈にするのが一般的です。

ベスト

正式な礼服はベストを着用することが正式とされています。
スリーピースのスーツを購入した場合や、お祝いの席にふさわしいシルバーのベストを着用するとグッと引き締まった印象になります。
ベストがスーツ同様黒色であれば、華やかさを出すためにネクタイを明るい色にするなどお祝いごとに合った服装にしましょう。

ネクタイピン

特に着用の決まりはありません。

香水

つけないほうがいいでしょう。
年上の方は、男性の香水やキツイにおいに抵抗がある人もいます。
せっかくの食事のにおいもかき消してしまうことがあるので、おすすめしません。

ヘアスタイル

顔にかからないすっきりした髪型が好印象につながります。
男性のロングヘアもずいぶん増えましたが、親世代にはまだまだ馴染みのない髪型です。
すっきりと束ねるか、美容院でセットしてもらいましょう。

シャツの下に着る下着

白やグレーの無地で、シャツから透けて見えにくいものを選びましょう。
赤や青などの色味が強いものは、ふいにジャケットを脱いだ時などに見苦しいです。

アクセサリー

普段ネックレスやピアスなどをつけている人は、外していくほうが無難です。
香水同様相手の両親からけげんな顔で見られる可能性大です。
つけるとしても腕時計くらいがいいでしょう。

カバン

ビジネスバッグかクラッチバッグがおすすめです。
色も黒や茶色、紺など落ち着いたものを持っていきましょう。
リュックサック、ボディバッグ、ショルダーバッグのようなカジュアルなデザインは不向きです。
素材もレザーか合皮のものを選び、ナイロンや布などはラフすぎないか注意が必要です。

 

ラフな服装のカジュアル顔合わせ

堅苦しい雰囲気をできるだけ避けたい人や、価格の高いホテルや料亭での出費を抑えたいカップルに人気なのが、カジュアルな会場での顔合わせです。
個室または半個室のあるレストランで行われることが多く、一人当たり5000円程度で会席料理が食べられる「顔合わせプラン」があるところも増えてきました。
カジュアルな顔合わせを行う場合は、必ず両家両親へ確認し了解を得るようにしておきましょう。
儀式として丁寧に行いたいご両親には、受け入れてもらえないこともあります。

堅苦しさのないラフな格好でも、TシャツにジーパンはNGです。
その場合は【スマートカジュアル】と呼ばれるドレスコードで揃えるといいでしょう。
基本的にはタンクトップや短パン、サンダルではない恰好という曖昧な定義ですが、ジャケットにパンツスタイルが基本です。ジャケットとパンツはセットアップか組み合わせ自由な別売りタイプのもので、インナーはシャツを合わせます。靴は革靴でネクタイの有無は両家で統一しましょう。

 

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