両家顔合わせの手土産 選び方から渡すタイミングまで教えます

手土産は本来「人を訪問する際に手に持っていくちょっとした土産」という意味です。
ビジネスシーンでも、取引先やお客様のところを訪問する時に持参します。

これからも変わらない円滑なお付き合いをお願いしたいとき、こういった心くばりが喜ばれるので一般的なマナーとして浸透しています。
両家顔合わせの場も、「これから新しいお付き合いをどうぞよろしく」と挨拶する場なので、手土産を用意する人がほとんどです。

私も両家顔合わせの時には手土産を用意していましたが、話し合いが不十分で旦那側は手ぶらだったので慌てて隠したという苦い思い出があります。しかも義理のお義母さんには気づかれてました。

これから両家顔合わせを控えている方にはこんなミスのないように、手土産の選び方や渡し方のマナーをまとめてみたので参考にしてみてください。

この記事の内容

  • 手土産を選ぶポイント
  • 手土産の相場
  • おすすめの品物
  • のしについて
  • 渡す時のマナー

 

手土産を選ぶときのポイント

1⃣相手や相手の両親の好みに合わせる

まずは好き嫌いを把握しておきましょう。自分の好きなものを贈ってもらうとうれしいですよね?逆に苦手なものをもらうと、頂き物とはいえがっかりしてしまいます。事前にご両親やご家族の好みを相手に確認して、商品をリサーチしておきましょう。

候補の商品が見つかったら、相手に一度見てもらうのもいいですね。

2⃣相手の家族全員で分けられるもの

相手の両親だけでなく、家族全員のことを考えて手土産を選ぶと高ポイントです。ご家族に甘いものや塩辛いものを制限している方がいるのに、お菓子やお漬物などを贈ることは避けたいです。

3⃣日持ちするもの

手土産で持参するものは、ある程度日持ちするものが好まれます。賞味期限が近いともらった側が慌てて食べないといけないですし、量が多いと食べ切れなくなって逆に迷惑になります。最低でも1週間以上の日持ちするものがいいでしょう。

4⃣個包装のもの

クッキーやチョコレートなどのお菓子を選ぶときは、手を汚さないで食べられる個包装が喜ばれます。数が多く入っているものであれば、近所の人などに配ったりできます。

5⃣常温のもの

料亭やレストランなどで顔合わせを行うなら、常温で置いておけるものを選びましょう。冷蔵や冷凍のものは、お店の冷蔵庫や冷凍庫に入れておいてもらう手間がかかります。また遠方から来られた場合、帰りの移動中に商品が傷んでしまう等の可能性がある為です。

どちらかの自宅で顔合わせを行う場合は冷蔵や冷凍のものでも差し支えありませんが、手渡すときに「お手数ですが冷凍庫へお入れいただけないでしょうか」などの一言が必要です。

 

手土産の一般的な相場

両家顔合わせでの手土産の一般的な相場は、3000円~5000円とされています。これ以上値段が低いと品質が悪かったり、数が少ないものになりがちです。逆に金額が高すぎると、相手のご両親に気を使わせてしまいます。

また、あまりに高価なものを贈ると、金銭感覚が鈍い印象を与えてしまうかもしれません。両家のバランスを考慮した値段で、品物を選びましょう。

 

おすすめの手土産

では具体的に、どういったものが手土産に選ばれているのか代表的なものをご紹介します。

最中・どら焼き

最中やどら焼きは2枚の生地が合わさってできているので、〝両家の結びつき〟を意味し両家顔合わせや結婚の挨拶の手土産として人気です。

 

バウムクーヘン

何層にも重なった生地が木の年輪によく似ていることから、「末永いお付き合いと途切れることのない幸福」を連想するため縁起物とされています。

 

焼き菓子

鉄板です。クッキーやフィナンシェ、ドライフルーツのケーキなど種類も豊富で甘党の方に人気です。一口サイズで食べやすく、デザインも様々でオシャレなものが多くて迷ってしまいます。

 

地元の特産品

好みなどが不明な時は、自分の地元の特産品を渡すのもお勧めです。相手の両親が知らないものであれば、顔合わせでの話題作りにもなります。

 

お茶・コーヒー・紅茶

あまりお菓子を食べない家庭であれば、お茶や紅茶・コーヒーなどはいかがでしょうか?お茶に含まれる成分には抗酸化作用やがん予防につながるものまであり、健康に気を使っている人にはお菓子よりも喜ばれるかもしれません。紅茶やコーヒーを好んでいるご両親なら、ティーパックやドリップなど好みに合わせて選ぶことも可能です。

 

季節のフルーツ

旬のものはどの時期でもおいしいですね。フルーツの詰め合わせなら、好き嫌いがあまりなく彩りも鮮やかで多くの人から喜ばれています。少し高級なお店か、おいしいと評判のお店で購入するのがポイントです。

 

佃煮

お酒のあてやご飯のお供に最適です。お店によっては珍しいくるみやいなごなどの佃煮があるので、こういう機会じゃないとなかなか食べれないものを贈ると一層喜ばれます。

 

お米・お吸い物

主食やおかずになるようなものは、口に合わなくて困るということがなくていいですよね。お米もお吸い物に入っている具も、縁起のいいものが多くてお祝い事にはぴったりです。

ブランド米とお漬物のセットギフトも、人気が高い一品です。持ち運びのできる範囲の重さか注意しましょう。

 

避けたほうがいい手土産

「縁起の悪いもの」「日持ちしないもの」「持ち運びしづらいもの」は避けたほうがいいとされています。

縁起の悪いもの
羊羹やカステラなどは切り分ける行為が相手にとって手間をかけさせてしまうことと、「切る」という行為自体縁起が悪いとされています。

また、せんべいは「割れる」ということから、お祝い事には不向きなものとされています。
あられやかりんとうなど小さくて個包装のものであれば、食べやすく日持ちもするので人気です。

縁起が悪いとされているものでも、相手が好物の場合は「お好きだと伺ったので」と一言添えるとスムーズです。

日持ちしないもの
生菓子やケーキなど日持ちのしないものは、「今日中に食べないと」と相手に負担をかけてしまいます。数が多くていろんな人に分けたくても、日持ちしないとそれも難しくなります。

また、手土産を事前に準備する際にすぐに期限が切れてしまうので、顔合わせの場面での手土産には不向きです。

持ち運びしづらいもの
重いものや大きくてかさばるものは、手土産としては避けるほうがいいでしょう。相手が電車やバスなどで来られる場合、持って帰るのが大変です。顔合わせの後に何か予定を立てている場合もあります。

荷物を一つ増やしてしまうので、重さや大きさが苦にならないように配慮しましょう。

 

手土産にのしは必要か

のし紙とは一般的に慶事や弔事などで現金や品物を贈るときに、包装紙の上から巻く白い紙を指しています。

のしの種類

のしとは・・・昔はお祝い事には海産物のあわびを贈る風習がありました。それが時代が流れるにつれ、のしアワビを贈り物に添えるように変化し、現在のようにアワビを模した飾りがついていたり紙に直接印刷されているものへと簡素化されました。
のしには他にも「伸ばす」という意味も含んでいて、贈る相手の繁栄を願う思いも込められています。
水引とは・・・

色付けした紐を贈答品や金封などに飾りつけたもので、のし紙では現在はのし飾りと共に紙に印刷されたものが主流です。
色や形によって使い方が異なり、慶事には紅白、金銀、金赤などで、弔事の場合には、黒白、銀白、紺白のものを使用します。形は主に鮑(あわじ)結び・蝶結び・結びきりの3種類に分かれます。
鮑(あわじ)結びも結びきりの一種で、水引の基本的な形。両端を引っ張るとより一層固く結ばれることから、結びきりよりも丁寧な印象を与えます。蝶結びは繰り返しほどいて結びなおせる形から、出産や入学式など何度でも起こってもいい慶事に使用します。結び切りは結び目が簡単にほどけない形から、結婚やお見舞いなど一度きりにしたい慶事・弔事に使用します。

顔合わせでのし紙を付ける場合は、紅白の結びきりが一般的に使用されています。結婚の承諾が得られていない場合は蝶結び、堅苦しい雰囲気を避けたい場合はのし紙をしないといった人もいます。

手土産にのしを付けるかどうかは地域や家によってさまざまで、一概にどちらがいいとは言い切れません。相手の家柄や雰囲気を考慮して、まずは両親に相談してみましょう。手土産を購入するお店の店員に相談するのもいいでしょう。

表書きの書き方

表書きとは・・・贈答品を贈る目的を水引の上段に書くことです。

毛筆で書くのが基本で、万年筆やボールペンはマナー違反になります。書体は楷書、色は黒が一般的です。

慶事は祝う気持ちを込めて墨をするという意味を込めて濃い黒墨、弔事は悲しみの涙で墨が薄れてしまったという意味で薄墨で書きます。

顔合わせの表書きは「御挨拶」や「御祝」が使われていますが、まだ結婚が確定していないのに「御祝」は気を悪くする方もいるので、「御挨拶」と書くのが望ましいです。

名入れの書き方

名入れとは・・・のし紙の下段に贈り主の名前を記入します。手土産を贈る相手の名前を書かないように注意です。

苗字だけでいいので、フルネームを書く必要はありません。
表書きよりも少し小さい字で書くのが基本です。

表書きも名入れも、水引にかからないようにまっすぐ丁寧に書きましょう。
また、最近では手土産を購入するお店で表書きと名前を印字してくれることがほとんどです。こだわりがない場合は、お店で依頼するほうが確実ですね。

 

手土産を渡すときのマナー

手土産の渡し方

まず風呂敷や紙袋から品物を取り出して、自分に正面がくるように置きます。

紙袋や風呂敷をさっとたたみ、横に置きます。

手土産を相手に対して正面がくるように持ち直します。

「お口に合えばいいのですが」「心ばかりの品でございます」「お好きだと伺いましたので」などと一言添えながら、差し出します。

「つまらないものですが」という言葉は、謙遜が強すぎるあまり「つまらないものを持ってきたのか」と感じてしまう人がいます。最近ではあまり使われなくなったので、他の言葉に変えるほうがいいでしょう。

場所が相手の自宅以外の場合、持ち運べるように「よければお使いください」と紙袋を渡します。

紙袋や風呂敷は手土産を持ち歩く時に汚れないようにするためなので、入れたまま渡すのはNGです。必ず一旦取り出して品物だけを先に渡します。

手土産は風呂敷に包むべき?

基本的には紙袋と風呂敷どちらでも問題ありません。渡し方のマナーも同じです。
真結びや平包みをすると、より一層丁寧な印象で好感度も高いでしょう。

ただ風呂敷は必ず持って帰るものなので、持ち運べるように紙袋を準備しておく気配りがあるといいですね。

誰が渡すべき?

手土産はビジネスシーンにおいても、一番地位の高い人が取り交わすものです。

両家顔合わせの場面では、父親が相手の父親に渡すのが一般的です。

 

渡すタイミング

玄関先やお店の前などで渡すのは、マナー違反です。
手土産は両家全員が席に着き、挨拶や家族紹介が終わってから渡します。
顔を見るなり緊張して差し出してしまわないように、落ち着いて行動しましょう。

話が弾んで渡すタイミングがなくなったとしても、焦る必要はありません。その際は食事が運ばれてくる間の会話が途切れた時や、締めの挨拶が終わったタイミングでも大丈夫です。

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