結婚式場やホテル、ゲストハウス、神社など様々なところで行われているブライダルフェア。体験型イベントや無料試食会、参加者特典などうれしい情報が盛りだくさんですが、結婚を控えたカップルしか参加できないの?予約したけどキャンセルできないの?などフェアに参加するときの決まりごとやマナーなどをまとめました。
誰と参加する?
一人で参加する
結婚式準備期間中は仕事もプライベートも何かと忙しくなります。特に働き盛りの共働きカップルは、スケジュールを合わせるのも大変です。また、遠距離恋愛でなかなか会えないようなカップルにとっても、二人そろってブライダルフェアに参加することは困難です。フェアは必ず二人そろって参加しなければいけないということはありません。ただ周りがカップルだらけなので、寂しさや気まずさを感じるかもしれません。
友達と参加する
ブライダルフェアではウェディングドレスの試着や式場のコーディネートなど、女性が重視する体験イベントが多くあります。男性が女性に「好きにしていいよ」「任せるよ」と一任している場合は、同じ目線で相談しあえる友達と一緒に行くと楽しく過ごすことができるでしょう。会場によって新郎新婦の参加を条件に挙げているところもありますが、女同士で申し込んでもOKな会場もあります。
親と参加する
婚約者の代わりに父親または母親と参加することは、結論から言うとこちらも可能です。年上としての経験や礼儀をふまえた率直な意見を言ってくれるうえに、二人がどんな結婚式を考えているか説明する手間が省けます。また結婚してからだとなかなか親子で出かける時間がなくなってしまう人には、親孝行するいいきっかけにもなりますね。ただあくまでも結婚式は新郎新婦二人が行うもの。婚約者の意見を聞くことを忘れないようにしましょう。
子連れで参加する
小さなお子様がいるカップルは、ファミリー婚のブライダルフェアに参加するのがお勧めです。打ち合わせも個室を用意してもらったり、式場を見て回る間子守をしてくれるサービスを行っています。ファミリー婚用のブライダルフェアを行っていない会場でも、授乳室やベビーベッドなどの設備が整っているところもあります。会場スタッフの子供に対する対応を見ることで、予期せぬ事態に臨機応変に対応してもらえるかなどの判断基準になります。
既婚者が参加する
入籍だけして結婚式をしていないといういわゆる「ナシ婚」カップルは近年増加傾向です。子供を授かったり金銭的な余裕がないなど理由はさまざまですが、落ち着いてきた今だからこそ「結婚式やってみたかったな」というカップルの場合は参加をお勧めします。結婚式に遅すぎるということはありません。ただ、既に結婚式を挙げている夫婦が、試食会やイベント目当てのみで参加することはマナー違反です。真剣に結婚式場を探しにきてるカップルや式場スタッフの迷惑になるため、控えたほうが良いでしょう。
学生が参加する
いますぐ結婚する予定ではない学生カップルでも、ブライダルフェアへの参加は可能です。会場側は今はまだ結婚式をするか考えられなくても、ブライダルフェアに参加することで結婚式への憧れや理想を抱いてもらえる可能性に賭けています。ブライダルフェアはほとんどが無料で開催されているので、いつもと違ったデートにうってつけです。
4~6人など大人数で参加する
会場によっては両親参加のブライダルフェアを開催しています。あとで両親に説明する手間も省けますし、式場を決めたあとで両親から反対されるトラブルを避けることができます。友達同士でぞろぞろ参加することは避けたほうがいいですが、結婚するカップルとその親族であれば参加できる会場があります。
結婚するカップル2人で参加することが前提とした会場も多いため、事前に会場側へ確認する必要があります。特にコース料理の試食会やウェディングドレスの試着などでは、会場側も成約を取るためにコストや時間をかけて行っているイベントです。
中にはカップル以外の参加を断ったり態度があからさまに変わる会場があるようです。お互い嫌な気持ちにならないように、事前に事情を説明し予約をしてから参加することが望ましいです。
こんな時どうする?
ブライダルフェア当日に遅刻
当日に遅刻しそうなときは、なるべく早く会場へ連絡しましょう。模擬挙式や模擬披露宴などイベントの時間が決まっているため、途中参加ができないこともあるのでどれくらい遅れるのか伝え、スタッフに相談しましょう。ブライダルフェアは平均約3時間程度行われ、その半分の1時間半以上遅刻してしまうようであれば後日改めて予約をしなおし、参加することをお勧めします。会場では1組のカップルに対しスタッフが1人対応するように段取りが組まれている場合が多いです。連絡をせずに遅刻して参加したり、キャンセルすると会場にも迷惑がかかるため必ず連絡を入れましょう。
また、ブライダルフェアはほとんどが無料で参加できるため、キャンセル料は発生しません。ただし有料のイベントでは、当日キャンセルの場合キャンセル料が発生することもあるため、予約の際に会場スタッフに確認しておきましょう。
ブライダルフェア予約の取り消し
他のフェアと重なったり仕事の都合で行けなくなったり、理由は様々あると思います。キャンセルする場合はなるべく早く会場側へ連絡しましょう。フェアの3日前までならメールでも差し支えないですが、できることなら電話で理由と謝罪を伝えるほうが望ましいです。一度キャンセルした会場に再度ブライダルフェアの予約を入れることがあれば、キャンセルしたときの態度で印象もガラッと変わってきます。相手も商売で嫌味などを言ってくることもありませんが、その前に人と人との繋がりであることを頭に置いて誠意ある態度を見せることが大人としてのマナーです。
また、こちらもキャンセル料が発生することはありませんが、有料のイベントの場合は確認が必要になります。
同じ会場のブライダルフェアに再度参加する
初めての参加で慣れていなかったり日中とナイトウェディング、季節などの差によって一回では見切れなかった部分があるのは当然です。同じ会場のブライダルフェアは2回目の参加でも可能です。会場スタッフに1度目のときに見れなかった部分や気になっていることを伝えると、快く迎えてくれるでしょう。真剣に検討してくれる人は会場側にとっても大歓迎のはずです。
ブライダルフェアの勧誘を断りたい
ブライダルフェアはそもそも会場側が結婚式の成約をとるために行っているイベントです。参加するとこの会場がいかに素晴らしいか、今決めないと挙式予約がとれませんなどと言われることは仕方ありません。ただ勧誘されるがままに成約する必要は絶対にありません。むしろブライダルフェアに参加した当日は成約しないで、比較検討してから後日成約するべきだと考えます。稀に悪質な勧誘やフェア当日に「今決めないとこの特典がつけられませんよ」といわれることもあります。そんな強引な方法でしか成約がとれないような会場は、ろくなところではありません。きっぱりと断ることをお勧めします。
勧誘を避けたりドタキャンしやすくするために、嘘をついたり偽名を使ったりする人がいますが望ましくありません。後でつじつまが合わなくなってバレたり、成約したくなっても今更本当のことが言えなくなる状況に陥るからです。
勧誘が嫌なら断ればいいですし、ドタキャンになってしまったとしてもきちんと謝れば理解してもらえます。きちんとした態度で接しましょう。
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